



開催場所 | 海とのふれあい広場第2駐車場※会場へのアクセスはコチラ |
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開催日時 | 2019/4/14(日) |
予定イベント |

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アルバム;Baika(バイカ) アーティスト;Nemanja Radulovic (ネマニャ・ラドゥロヴィッチ ) Track 1 ヴァイオリン協奏曲 第1楽章 Allegro con fermezza |
●聴きどころ
ワイルドな風貌と躍動感のある演奏が人気のヴァイオリニスト、ネマニャ・ラドロヴィッチの最新アルバム。レーベルはカーオーディオコンテストで使われることが多い、ドイツ・グラモフォンだから、春一番のコンテストとしては最
適な音源だろう。
まずは曲冒頭のオーケストラを威風堂々と聞かせたい。次に聞こえてくるヴァイオリンはアコースティック楽器らしい適度なアンビエントを保ちながらも、オーケストラに埋もれることなく描き分けたいところ。弾き方も早いのでその抑揚をしっかりと表現できることが好ましい。
協奏曲はオーケストラの表現力とソリストの表現力の2つを求められる。ということは、どちらか片方の表現力が欠けてしまうと必然的に評価が下がってしまう。オーケストラを構成する楽器1つ1つの明瞭度(あくまでも原音に忠実に)とフォルテシモに追従するコントラバスなどの低域楽器が痩せないように。サウンドステージは歪みなく平行に表現したい。
最後に、本楽曲では、改めてトーンバランスを正確に表現する大切さを考えて欲しい。アーティストや製作者が視聴者に伝えたい音を“正しい解釈で再生”できるのが、高品位なオーディオシステムを所有するユーザーのアドバンテージだということを意識して頂きたい。「ヴァイオリンは良く再生できている、それではオーケストラはどうだ?」、もちろん逆も然り。そんなことを考えながら音作りを楽しんで頂ければ嬉しく思う。
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アルバム;Lean On Me(リーン・オン・ミー) アーティスト;Jos’ James (ホセ・ジェイムズ ) Track 9 ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス |
●聴きどころ
現代のジャズシーンを代表する人気アーティスト、ホセ・ジェイムス。リーン・オン・ミーはスタジオアルバムとして 8 枚目の作品となる。
ジャズボーカルということで、まず意識したいのは、音像定位とアコースティック楽器の質感表現の2点。音像については、センター付近にしっかりと定位させつつ、上級者は口元の大きさや前後への飛び出し方(いわゆる前後の定位)も考えたい。ボーカルはドライになりすぎないように若干アンビエントをもたせる方が良いだ
ろう。本楽曲は曲冒頭から強力な低域のドラムとベースが入るチャレンジングな音源だ。この低域表現は大きな聞かせどころで、重要な審査ポイントとなる。まずは臆することなく、しっかりとした量感を出しながらリアルに表現したい
ところ。
中盤で聞こえるサックスの音色は楽曲にジャズらしさ添える重要な要素だから、適度な音色と艶があると印象が良くなる。もう1曲の課題曲のネマニャ・ラドロヴィッチと比べると、高域から低域までのfレンジも広い。また、聴感上のSN比が悪く、音に透明感がないと曲冒頭のイントロ部の印象が悪くなり、挽回が難しくなる。
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クラス | ジャッジ | トロフィー | |
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エキスパートクラス | 土方 | 好美 | 上位10位まで |
評論家クラス | 土方 | 上位10位まで | |
評論家クラス | 好美 | 上位10位まで | |
SOUND Aクラス | 道祖尾 | 上位10位まで | |
SOUND A 1STクラス | 仲尾 | 上位10位まで | |
SOUND Bクラス | 松居 | 上位10位まで | |
SOUND B 1STクラス | 仲尾 | 上位10位まで | |
SOUND Cクラス | 小山 | 上位10位まで | |
SOUND C 1STクラス | 吉岡 | 上位10位まで |
